筆者 ハマムラ
原作ときめきメモリアル
シリーズタイトルヒーロー

作品一覧

  • 第1話 [ヒーロー!][2005年11月15日]
    原作:ときめきメモリアル, キーワード:虹野沙希, 主人公, 神島純平, ほか
    短い助走を取って少女がサッカーボールを蹴った。
    ヒューン
    ゴールに向かっていくボールは……
    パシッ
    男の手にすっぽりと収まった。
    (初掲載:2000年12月17日)
  • 第2話 [ヒーロー!][2005年11月15日]
    原作:ときめきメモリアル, キーワード:虹野沙希, 主人公, 神島純平, ほか
    サッカー部と同様の弱小な空手部に道場なんて物はない。
    普段の練習も部室裏の芝生の上だ。
    今、そこで沙希と純平が向かい合っていた。
    沙希が純平に挑みかかる。しかし、あっさりと純平はこれをかわす。
    (……マジで勝てると思ってんのか?)
    (初掲載:2000年12月23日)
  • 第3話 [ヒーロー!][2005年11月15日]
    原作:ときめきメモリアル, キーワード:虹野沙希, 主人公, 神島純平, ほか
    次の日の朝、純平は朝の眠りを堪能していた。
    「ふにゃ……みゅ……」
    ドシン
    「フギャ!」
    誰かが純平の上に飛び乗った。
    (初掲載:2000年12月28日)
  • 第4話 [ヒーロー!][2005年11月15日]
    原作:ときめきメモリアル, キーワード:虹野沙希, 主人公, 神島純平, ほか
    試合に出るという事で、学校側もようやく臨時予算を認めてくれた。
    沙希は全員のユニフォームを注文し、ギリギリだが間に合った。
    今日はそれを受け取りに行っていたのだ。
    「でも、十一人分となると重いね」
    沙希は大きな紙袋三つを両手でぶら下げてバスに揺られていた。
    (初掲載:2001年02月12日)
  • 第5話 [ヒーロー!][2005年11月15日]
    原作:ときめきメモリアル, キーワード:虹野沙希, 主人公, 神島純平, ほか
    “選手権地区予選 きらめき高校−栄京学園”
    看板が立っているグラウンドにきらめきイレブンと沙希は到着した。
    「予選なんだな……」
    部員が思わず看板を見て声を上げる。
    (初掲載:2001年02月24日)
  • 第6話 [ヒーロー!][2005年11月15日]
    原作:ときめきメモリアル, キーワード:虹野沙希, 主人公, 神島純平, ほか
    サッカー部の練習には日に日にギャラリーが増えていった。
    「はは、なんか一躍人気者だな……」
    部員達は浮かれている。
    「バーカ! 人気者になったのは俺達じゃないよ」
    純平は冷めた目で事態を見ていた……
    (初掲載:2001年04月02日)
  • 第7話 [ヒーロー!][2005年11月15日]
    原作:ときめきメモリアル, キーワード:虹野沙希, 主人公, 神島純平, ほか
    準決勝は後半ロスタイムに入っていた。両校無得点。帝都が一気に攻め込む。
    「今度こそ、決めてやる!」
    しかし、厳しいコースにも関わらず公はキャッチした。
    が、敵もデータを調べてある。きらめきの得点源は純平である。あっという間に囲まれてしまう……
    (初掲載:2001年05月07日)
  • 第8話 [ヒーロー!][2005年11月15日]
    原作:ときめきメモリアル, キーワード:虹野沙希, 主人公, 神島純平, ほか
    決勝の日が来た。
    双方の選手はグラウンドで最後のウォームアップを行っていた。
    「本当にここまできたんだな……」
    公と純平が満員のスタンドを見て言った。
    「あぁ、決勝だ」
    新田がそんな二人に声をかけた……
    (初掲載:2001年05月07日)
  • 第9話 [ヒーロー!][2005年11月15日]
    原作:ときめきメモリアル, キーワード:虹野沙希, 主人公, 神島純平, ほか
    「公は……俺達はもう、一点もやりませんよ」
    純平は新田に言った。
    「そいつはどうかな?」
    純平と新田のボールの奪い合いは次第に激しさをましていく……
    (初掲載:2001年06月30日)
  • 最終話 [ヒーロー!][2005年11月15日]
    原作:ときめきメモリアル, キーワード:虹野沙希, 主人公, 神島純平, ほか
    『さぁ、キックオフ。残り五分、きらめき高校、どう攻めるのか?』
    「ここから先には……行かせないぜ」
    「行きますよ」
    『あっと、神島君、ここでパス。さすがに新田君は抜けないか……
     しかし……お世辞にもうまいとは言えないきらめき高校フォワード陣、安易と言えば安易なパス。
     これでは……あぁぁぁぁ!』
    (初掲載:2001年06月30日)