僕は藤崎詩織の母校にある、一本の古木の袂に立った。
ここが彼女が言っていた「伝説」....
そして何年か前、藤崎詩織という存在が消えた場所。
世間はそれ以来、その存在を徐々に忘れていった。
僕は、少なくとも僕はその存在を胸に閉じこめたままでいることを世間は知らない。
彼女は生きている、僕の心の中で。
ここで彼女と共に存在を消した男だって僕はしっかりと生かしている。
僕と一度も会ったことが無い2人、2人は僕の心の中で寄り添っている。
僕は藤崎詩織が好きだった、でも彼には負けた。
そして彼女は永遠に独り占めされた。
風が吹いた。小さな木漏れ日が僕に当たった。僕だけじゃない、
2人が永遠に抱き合ったまま時が止まった場所まで照らした。
俺はしばらく、その場所で祈った。
ふと、目をその樹の幹にやった。彼女が存在を消した後、TVをにぎわせた
「彼の最後のメッセージ」、もう大分消えてきているが、まだこう読める。
「ありがとう」
簡単な言葉、だけど分からない言葉。
木の幹に彫られた最後の言葉。
きっと今の僕のように、彼も彼女を待っていたんだろう。
この場所に今、僕が存在する意味は彼女。
あの時、彼がここで彼女を待っていた意味も。
僕達の時を動かし続けている存在に、また目を閉じよう。
後書き
このファイルをお読みという事は、すでに本体は読み終わったという事ですね?
はい.....このまま、沙希をお読み下さい
いいえ....読んで下さ〜い(/_;シクシク
書こうと思い立った動機はやはり
「詩織アイドル化計画!!!」
とかいう暴挙(個人的見解)です(^^;
裏の取れない噂によると「ときめきヒロイン『続々』デビュー!!!」だそうで(^^;
「やってろ、ボケ」と突き放せば終わりなのですが、
絶好のネタなので書かせていただきました。
う〜む、人気順にデビューということは虹野さんも……
鏡さん当たりはデビューする前に企画自体が終わるかな(また個人的見解(ォィ)
はっきり言って、あのラジオドラマ(「高見公人」のやつ)すらまともでは
無かった(またまた個人的見解)のでいい加減にして欲しいのですが…していませんね
絶対にどこかのBBSに沢山いらっしゃるSS書きの方の物の方が良い...
SS書き始めて間もないので、あまり研究していないのですが、
上手い方は上手すぎ...(T_T)
また個人的な話なのですが、主人公が「高見 公人」や「主人 公」というものは
書きたくないので、その意味を込めて今回は名前無しです。
友人関係も書いていません
(ラジオドラマの友人関係は納得行かない(--;片桐さんと清川さんなんて絶対....)
あ、名前無しは私オリジナルでは有りません、
東京BBSのJINZAさんの言うなれば「真似」です(^^;
書いている最中に、「展開が読めるような...」という意見が有ったので、
なかなかやってくれるエンディングに持っていきました(^^;
苦情.ご意見.お問い合わせは……インタ−ネットIDモッテナイ……御遠慮下さい(ォィ
最後のシーンでファンが訪ねるという事を書いてみましたが、
何年前のアイドルなんて覚えて居るんでしょうか(^^;
岡田なんとか(名前忘れた)というアイドルなんて覚えている方居るのかなぁ(^^;
他にも書きたいこと沢山あるのですが、風邪引いて辛いのでここまでということで..
それでは読んで下さってありがとう御座いましたm(__)m
またいつかお目にかかる時があればお会いしましょう(^^/~~~~~
作品情報
作者名 | 雅昭 |
---|---|
タイトル | 悪意に満ちたSS〜詩織編 |
サブタイトル | 最終話 |
タグ | ときめきメモリアル, ときめきメモリアル/悪意に満ちたSS〜詩織編, 藤崎詩織 |
感想投稿数 | 44 |
感想投稿最終日時 | 2019年04月09日 06時35分08秒 |
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6: 素晴らしい。最高! | 8票(18.18%) | |
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コメント一覧(クリックで開閉します)
- [★★★★☆☆] 本編の詩織とブルマまで売りさばいたシオリは別人DEATH。
- [★★★★☆☆] おもしろいねぇ(・‐・)ゞすごい!〔意味不明ですいません〕
- [★★★★★☆] 連載 おつかれさまでした。基本的にハッピーエンド(できすぎててもそれでも)が好きだからか、こういう話をよむとどうしても印象に残ってしまいます。上手く感想を言葉にできませんのでここでは書きませんが、是非 また何か書いてください。きっと 読みます。
- [★★★★★★] 震えた、面白くて。
- [★★☆☆☆☆] 台詞が少なすぎるよ
- [★★★★★★] 私もときメモのSSを書いていますが、これほどインパクトのある問題作は書けません。でも、良い参考になったので辛口の作品を書いてみようと思います。すばらしい作品をありがとうございました
- [★★★★★★] 久し振りに本格的な「辛口」詩織SSを読ませて頂きました。甘口なSSなのかな?と思っていたのですが、まさかこんなエンディングだったとは・・・。でも、オリジナリティー溢れる傑作だと思います。当時、詩織デビューに反感を持っておられた方も多かったようですが、皆さんこんな心境だったのかも知れませんね。いや〜久し振りに徹夜でSS読みました。良い作品を読ませて頂きました。有難う御座いました。新作も期待していますね!
- [★★★★★☆] アイドルが実際に彼女だったらこんな感じのこと思うんだろうなぁと、多少共感した